2013年10月5日土曜日

子供英語レッスン

今日は6歳の男の子のレッスンでした。

彼は小さい頃からDVDやCDを聞き、

絵本を読み、歌を歌ったりと

英語に触れながら育ってきています。



現在は週一回の英会話スクールのほかに私の

オンラインレッスンを受けて頂いています。

お母様がとても熱心でご自宅にフラッシュカード(単語のカード)

や文字学習用の教材もたくさんお持ちなです。

発音はカタカナ英語です。(ここで何歳から英語を聞き始めたかが大きく違ってきます。)

ネイティブ並の発音が出来る子は2歳以下から音声を耳にしている。

2歳以降に英語を聞き始めたお子様はどうしても発音が日本人なまり。


話は戻り、



その男の子は私のレッスンで、現在

「動詞」をテーマにして勉強を続けているのですが。

今日はお母様からご相談を頂きました。


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ある程度話していることは分かっているようなのですが、

どうやって勉強を進めていけばいいのか、これ以上彼の英語力の

どこをどう伸ばしていったら言いかわかりません。


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と言う内容でした。


確かにその男の子は私の言っていることは理解してくれています。

しかし、圧倒的に発話量が少ないのです。

分かっていることはしっかりとした英語で

答えてくれますが、私の問いかけが理解できないときは

全く返答が帰ってきません。

いつまでもyesとnoだけの返答になってしまうのです。

それではせっかく6歳になって文章を話すことに苦が

なくなってきた年齢なのに、もったいないですよね。

そして、私には英語のみで会話をしているので、

間違ったことや分からないことは口にしようとしてくれないのです。

これは日本人が英語を話すときに最も多い現象です。

「間違うのが嫌で口を閉じてしまう」

人間誰でも間違うことは嫌ですが、そうでなければ学べません。

間違る、失敗する回数が多いほどより多くのことを学ぶことができます。




私はお母様にこうアドバイスをさせていただきました。


「分からないときは私に" I don't know. "と聞くようにもう一度

教えてあげてください。そして、積極的に思ったことを話すように

伝えてあげてください。」

「普段、もうすこし繰り返しやすい英語を話してあげてください。6歳でも英語の能力は

3歳くらいかもしれません。」

「レッスンでテーマとなる文章の使われているDVDや絵本のごっこ遊びを

一緒にしてあげてください。」


お母様が英語で語りかけてあげると、普段のレッスンでも答えを

間違っていてでも答えてくれます。

しかし、いつでも子供から返ってくる会話をメインに話していると、

いざレッスンで質問をしても答えてくれず、自分の言いたいことを

優先して話すようになります。

自発的でとてもいいことなのですが、新しいことの吸収に時間が

かかってしまいます。


私も週一回のレッスンで出来る限りのお手伝いをして、40分で

なるべくたくさん話してもらうために、いろんな問いかけをするよう心がけています。


おうちでも新しいことを教えてあげるときは「理解させてあげる」ことが

先立ちます。お子さんがなんていっているのかを理解して初めて

その言葉を使い出すので、それまでは私達がしっかりと教えてあげましょう。

感覚で覚えてくれるのは5歳までです。









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